どうも、夕島マキです。
今回はWii Uのバーチャルコンソールで「伝説のスタフィー2」をクリアしたので、紹介します。
「伝説のスタフィー2」は2003年にゲームボーイアドバンスで発売されたゲームで、2002年に発売された「伝説のスタフィー」の続編です。
前作よりもステージやアクションが増えたりと、内容がパワーアップしています。
前作「伝説のスタフィー」を楽しんだ方にプレイしもらいたい作品です。
伝説のスタフィー2ってどんなゲーム?
ストーリー
海のらんぼうものオーグラが復活!
仕返しにオーグラはママスタをさらって逃げていってしまいます。
オーグラを追いかけるスタフィーとキョロスケは、ふたたび海へまっさかさま……!
引用:伝説のスタフィー2 | Wii U | 任天堂
ストーリーは前作「伝説のスタフィー」から数年後のお話です。
前作でスタフィーがツボに封印した悪者オーグラが、復活してしまいます。
復活したオーグラは、スタフィーの母親であるママスタをさらって逃げてしまいます。
さらわれたママスタを助けるため、スタフィーの冒険の旅が始まります。
スタフィーの冒険が再び始まります。
ゲームのジャンルは?
前作同様、ゲームのジャンルは「マリンアクション」です。
マリンアクションは、水中ステージが多めのアクションゲームです。
水中ステージが多めなのですが、「伝説のスタフィー2」では前作よりも地上ステージが増えています。
前作と比べると地上でのアクションが増え、前作とは違う地上でのアクションが楽しめます。
クリアまではどのくらい?
前作よりもステージが増えていて、クリアまでは8時間くらいかかりました。
前作同様、クリア後にはお宝探しがあり、お宝コンプリートまでは7時間くらいでした。
ストーリークリアとお宝コンプリートで約15時間くらいです。
気軽にゲームをやりたい方にちょうど良い時間です。
前作をやってなくても楽しめる?
前作をやってなくても楽しむことができます。
前作からのキャラクターが引き続き登場していますが、前作をプレイしてなくて話についていけないということはないので、前作をやってなくても問題ありません。
ただ、前作もオススメのゲームなので、興味がある方は前作からのプレイをオススメします。
オススメポイント
「伝説のスタフィー2」でも、前作のレビューでオススメポイントに挙げた「スタフィーがかわいい」や「シンプルで快適な操作」といったオススメポイントは健在です。
ここでは前作「伝説のスタフィー」にはなかった、「伝説のスタフィー2」ならではのオススメポイントを紹介します。
キャラクターが個性的
「伝説のスタフィー2」では、登場するキャラクターがみんな個性的です。
前作では登場キャラクターは多いものの、各キャラの個性が薄かったので、キャラクターが個性的になったのは嬉しいポイントです。
キャラクターが個性的なったので、新しいキャラクターに出会う楽しみも増えたし、キャラクターが印象に残るようになりました。
味方キャラクターだけでなく、敵キャラクターのプチオーグラ達も個性的で、あの手この手と違ったやり方で悪さをしていて、それぞれが違った悪ガキっぷりを発揮しています。
キョロスケの描写が増え、魅力があがった
「伝説のスタフィー2」では、スタフィーの相棒キョロスケの描写が増え、キョロスケの魅力が上がっています。キョロスケについて印象に残ったシーンを挙げていきます。
印象に残ったこと一つ目はスタフィーを思いやるシーンです。
スタフィーとはぐれてしまった時は必死に探し、スタフィーがオーグラに倒されそうになった時には庇ってくれたりとスタフィーを思いやる場面が増えています。
お宝コンプリート後のエンディングでは、キョロスケのスタフィーに対する思いを見ることができますが、これにはグッとくるものがあるのでぜひプレイして見てもらいたいです。
もう一つは家族思いな面ですね。
不良になってしまったカメッコ達に、母親の偉大さを説教する姿はなかなか熱いです。プレイヤーにも響くものがありました。
あとは、ツッコミが素晴らしいです。ストーリー中にスタフィーがケータイの持ち主を推理する場面があるのですが、間違った選択で迷探偵ぶりを発揮すると容赦ないツッコミが入ります。
ツッコミが面白くて、思わず笑ってしまったので、今からプレイする方はあえて間違った選択をするのもオススメです。
このようにキョロスケの描写が増え、キョロスケというキャラクターの魅力が上がっています。
前作よりもキョロスケが好きになりました。
ステージ数が大幅に増えた
「伝説のスタフィー2」では、「伝説のスタフィー」よりステージが大幅に増えました。
「伝説のスタフィー」は全部で9ステージでしたが、「伝説のスタフィー2」では全部で11ステージに増えました。
それに、前作の「伝説のスタフィー」は一つのステージを隈なく探索するゲームでしたが、「伝説のスタフィー2」は各ステージが細分化されました。
例えば、ステージ1なら1-1、1-2、1-3、1-4と分かれています。
細分化されたステージ数で数えるとクリア前が全部で57ステージ、クリア後はお宝を探すステージが44ステージ追加され、全部で101ステージになります。圧倒的なボリュームです。
ステージの種類も前作は海がメインでしたが、今作は森や山といった地上での冒険が増えていて、前作とは違ったアクションが楽しめます。
たくさんの冒険が楽しめます。
アクションが増えた
今作では地上での冒険が増え、地上でできるアクションが増えました。
狭いところをくぐり抜けることができる「しゃがみすべり」に、ジャンプしてからもう一段ジャンプできる「だぶるじゃんぷ」に、だぶるじゃんぷから落下しながら攻撃ができる「りゅうせいアタック」とできるアクションが増えました。
地上でできるアクションが増えたので、水中でのアクションとは違ったアクションが楽しめます。
特にだぶるじゃんぷは便利で、今まではダッシュとジャンプを組み合わせないと届かなかった場所も、だぶるじゃんぷで届いたりするので便利でした。
あとだぶるじゃんぷは、ジャンプする時に勢いをつけるために手を振り上げるスタフィーがかわいいし、ジャンプする時の「ピョン、ピョン」という軽快な効果音も気持ちよくて、適当に跳ねているだけでも楽しいです。
移動はいつもだぶるじゃんぷです!
残念なポイント
新アクション「りゅうせいアタック」の使い道
「りゅうせいアタック」は、「伝説のスタフィー2」で登場した新しい攻撃技です。だぶるじゃんぷから繰り出す技で、高い所から垂直落下しながら攻撃します。
しかし残念なことに、りゅうせいアタックは使いどころが難しいです。
りゅうせいアタックで攻撃しようとしても、りゅうせいアタックは左右に動けず、垂直落下しかできないので、敵が動くと攻撃がすぐ外れてしまいます。
りゅうせいアタックが使えそうな空中にいる敵の多くは、じっとしておらず、左右にフラフラと移動します。それゆえ、敵に当てるのが難しいです。
ラスボスであるオーグラの第二形態は空中にいるので、りゅうせいアタックが使えるかと思ったのですが、オーグラの位置が高くて、りゅうせいアタックは当てられません。
せっかくの新しい攻撃技なのに、攻撃技として使うのが難しいところは残念だと思いました。
一応フォローすると、りゅうせいアタックは敵を倒した場合、再度空中ジャンプが出来るようになるので、谷を越えるといった活用方法はあります。
使い道はあるのですが、谷を超えるために使うのもなんか地味ですよね。
新アクションでかっこよく敵を倒したかった……。
まとめ
「伝説のスタフィー2」のレビューは以上になります。
このゲームは前作同様、プレイヤーに優しく作られているので、色々な方がプレイできるゲームです。
前作から色々とパワーアップしているので、前作を楽しんで、まだまだスタフィーで遊びたいという方にはオススメできる作品です。
逆に前作で満足した人や歯ごたえのあるゲームを求めている方には、向いていないと思います。
「伝説のスタフィー2」に興味を持った方はぜひチェックしてみてください。
前作「伝説のスタフィー」についてはこちらから