どうも、夕島マキです。
今回はWii Uのバーチャルコンソールで「伝説のスタフィー」をクリアしたので、紹介します。
伝説のスタフィーは2002年にゲームボーイアドバンスで発売されたゲームです。
このゲームは私が子どもの頃に遊んだゲームで、懐かしくなって遊んでみましたが、今やっても楽しむことができました。
伝説のスタフィーってどんなゲーム?
ストーリー
空に浮かぶ王国・テンカイの王子スタフィーは、ある日運んでいた宝物を海に落としてしまいます。すると急に大嵐が起こり、スタフィーも海に落ちてしまいました。海の長老のロブじいさんに助けられたスタフィーは、テンカイへ帰るための冒険に出るのでした。
引用:伝説のスタフィー | Wii U | 任天堂
ストーリーは空に浮かぶ王国テンカイから海に落ちてしまったスタフィーが、テンカイへ帰るために海を冒険するというものです。
ステージは全部で9ステージで、広い海を周りながら、テンカイを目指します。
「海だけなんて、単調で飽きるんじゃない?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
冒険するのはどれも海なのですが、海のバリエーションが豊富で飽きません。
「サンゴショウ」という綺麗な明るい海から「ふかい海」という光の届かない深く暗い海に、クジラのお腹の中など様々な海を冒険します。
道中では困っている人を助けたり、海の乱暴者を懲らしめたりしながら、様々な冒険を繰り広げます。
スタフィーを無事にテンカイまで連れてってあげましょう。
ゲームのジャンルは?
ゲームのジャンルは「マリンアクション」です。
「マリンアクション」と言うと聞き慣れないジャンルですが、平たく言うとアクションゲームです。
普通のアクションゲームと違う所は、「マリン」の名の通り、海をメイン舞台にしたアクションゲームという点です。
アクションゲームで、一部が水中ステージは聞きますが、水中メインのゲームは珍しいのではないでしょうか?
水中ステージと聞くと、「動きがもっさりしてるんじゃないの?」とためらう方もいるかもしれません。
しかし、安心してください。
このゲームは水中メインのゲームなので、水の中でも快適に動けます。
クリアまでどのくらい?
クリアまでは、2~3時間くらいです。
クリアまでは短めに感じますが、クリア後が長いです。
クリア後にできるお宝探しはコンプリートまでに5時間くらいかかりました。
トータルで10時間くらいなので、気軽に遊びたい方にオススメです。
オススメポイント
スタフィーがかわいい!
スタフィーはいわゆる喋らない主人公というやつです。
喋らないのですが、表情が豊かで、アクションが大きく、動いているだけでかわいらしいです。
まず、スイスイと泳ぎながら、足をバタバタと動かす姿がかわいいです。
それと、手と足を上げて、勢いよく大きくジャンプするのもかわいいです。
ジャンプしてからゆっくりと落下する「ムササビじゃんぷ」というアクションがあるのですが、手をパタパタさせながら笑顔でふわふわと降りてくるこのアクションもかわいいです。
目を見開き、漫画みたいに足をぐるぐるさせながら、地上を走り回る姿もコミカルでかわいいです。
あと、「スピンアタック」という攻撃技があるのですが、この技は使いすぎると目を回して動けなくなります。
調子に乗って、スピンアタックしまくり、フラフラと目を回して動けなくなる姿もかわいいです。
あとあと、ボス戦後の流れもかわいいです。
ボスを倒す→「はぁ、はぁ」と息を乱す→余裕を取り戻してのあっかんべえ→勝利のダンス!
この流れが本当にかわいくて好きです。
とにかくスタフィーがかわいいので、かわいいキャラクターが好きな方にはオススメなゲームです。
動いているスタフィーがとにかくかわいい!
シンプルかつ快適な操作
操作がいたって、シンプルです。
- 十字キーで移動
- Aボタンでジャンプ(水中だと早く泳ぐ)
- Bボタンで攻撃
基本的にこれだけです。3つのボタンだけで操作できます。
あと、操作が快適です。
ゲームの水中の操作って、私的にはもっさりして動きづらいというイメージがあります。
しかし、このゲームは水中メインのゲームですが、水の中でも快適に動けます。
水の中ではスイスイ泳ぐし、短距離ですが、移動しながら攻撃もできます。
素早く動けるので、ストレスが溜まりません。
操作がシンプルかつ快適なので、アクションゲームが苦手という方にもとっつきやすいゲームだと思います。
海をスイスイと動き回るのが気持ちいいです。
プレイヤーに親切なゲーム
伝説のスタフィーは、プレイヤーにとにかく親切なゲームです。
スタフィーの相棒に、ハマグリのキョロスケと言うキャラクターがいるのですが、このキャラクターがいつもヒントをくれます。
道中でどうすれば良いか迷った時、ボス戦の戦い方などキョロスケは色々とアドバイスをしてくれます。
クリア後のお宝探しでは、一つのステージを隈なく探す必要があるのですが、ここでもキョロスケはどこを探せば良いか教えてくれます。
キョロスケの他にもお宝探しでは、お宝をまだ見つけてないルートではスタフィーの頭上に「!」が表示されたり、お宝を見つけた扉の上には「☆」が付いて探索済みを教えてくれたりと、プレイヤーに配慮されています。
とにかくプレイヤーに親切なゲームになっているので、私はプレイ中に一度も、次はどうすれば良いか迷うことはありませんでした。
だから、普段ゲームをやらない方や、ゲームに慣れていない方にもオススメできます。
口は悪いけど、キョロスケは良いやつなんです。
クリア後のお宝探しが楽しい!
クリア後には「たからもの」を集めるお宝探しが始まります。
お宝探しでは、ストーリー中では入ることのできなかった扉に入れるようになります。
一つのステージに隠されているお宝は一つだけではないので、今までクリアしたステージを隈なく探索する必要があります。
今まで入れなかった扉は行ったことのない場所だし、今まで見なかった敵がいたりするので、一度クリアしたステージでも新鮮な気持ちで楽しめます。
見つける「たからもの」は、「これが本当にお宝なの?」とツッコミたくなるようなものばかりなので、次は何がお宝なんだろうと気になり、どんどんお宝を探してしまいました。
欲を言えば、後述する図鑑のように、「たからもの」に対してもキョロスケのコメントが聞きたかったです。
お宝コンプリート目指して、頑張りましょう!
やりこみ要素が豊富
このゲームは「ずかん」、「ミニゲーム」、「しゃしん」とやりこみ要素が豊富が豊富です。
「ずかん」は今まで出会った敵やボス、味方のキャラクターが記録されています。
「ずかん」の面白い所は、図鑑に載っているキャラクター全てにキョロスケがコメントをしている所です。
キョロスケは口が悪いので、コメントに毒があり、読んでいて面白いコメントになっています。
「ミニゲーム」は7種類あり、シンプルながらも楽しめます。
難易度も「やさしい」、「ふつう」、「むずかしい」の3種類あり、「むずかしい」になると中々クリアできず、クリアしてやろうと燃えます。
「しゃしん」は、真珠を集めると写真に仲間が追加されていくというものです。
真珠をたくさん集めないといけないので、コンプリートまでは大変ですが、「次は誰が来るかな?」と楽しむことができます。
クリア後にもまだまだ遊べます!
残念なポイント
たくさんキャラクターが出るが、出番が少ない
このゲームは、各ステージでどんどん新キャラクターが出てきます。
しかしほとんど、「乱暴者が暴れているから助けて」と同じように頼んでくるくらいのチョイ役です。
せっかく色々なキャラクターがいるから、もっとキャラクターの同士の掛け合いや各キャラクターの個性を見たかったかなと思います。
RPGでなく、アクションゲームにキャラクターの個性を求めるのも間違っている気もしますが……。
まとめ
20年前に発売されたゲームだけど、今やっても楽しむことができるゲームでした。
キャラクターもかわいいし、プレイヤーに優しく作られているので、色々な方にオススメできるゲームです。
ただ、誰にでも勧められるゲームなので、手応えのある難しいゲームを求めている方には向いていないかもです。
伝説のスタフィーのレビューは以上になります。
伝説のスタフィーに興味を持った方はぜひチェックしてみてください。
続編「伝説のスタフィー2」についてはこちらから