突然ですが、今年に入ってから地震が多い気がしませんか?
元旦の能登半島地震から始まり、各地で頻発してるように感じます。
そんな中で、
防災として何か準備したいけど、何から始めよう?
防災ポーチを作ってみたいけど、何が必要?
と災害対策で何か準備しようと考える人も多いかと思います。
私も何か準備しようと考え、ほぼ100均で防災ポーチをそろえました。
防災ポーチとは、外出時に災害にあった時に役立つアイテムをまとめたものです。
防災ポーチを作って持ち歩けば、外出時に被災した時に備えることができます。
「もしも災害にあったらどうしよう……」という不安を軽減できるので、災害対策で何から始めるか迷っている人に防災ポーチはオススメです。
この記事では、私がほぼ100均で作った防災ポーチの中身を紹介します。
どの100円ショップでどの商品を購入したかも紹介しているので、誰でも安価で防災ポーチを作ることができます。
この記事を参考にぜひ、自分の身を守るための防災ポーチを100均で作ってみてください。
防災ポーチとは?
防災ポーチとは、外出時に災害にあった時に役立つアイテムをまとめたものです。
外出中に被災をした時に備えて、持ち歩きます。
毎日持ち歩く物なので、かさばらず、重すぎない、コンパクトなポーチが理想です。
防災の備えには3段階の備えがあり、防災ポーチは0次の備えに該当します。
0次の備えは自宅や避難所など安全な場所に移動するための物なので、防災ポーチの中身は数時間~1晩程度過ごせる備えが目安です。
防災ポーチはコンパクトで、数時間〜1晩程度過ごせるアイテムをそろえましょう。
ほぼ100均で作った防災ポーチの中身
私がほぼ100均で作った防災ポーチの中身はこんな感じです。
全部で16種類のアイテムをそろえ、その内100均で購入した物は10種類です。
残りの6種類は、モバイルバッテリー以外は家にあった物を用意しました。
半分以上のアイテムを100均でそろえました。
家にあったから100均で買わなかっただけで、すべてのアイテム(お金・家族の連絡先は除く)を100円ショップでそろえることもできます。
それでは、そろえたアイテムを詳しく紹介していきます。
100均でそろえた物
私が100均で購入した物は、以下のアイテムです。
これらの商品を100均で購入しました。
ちなみに私が利用した100円ショップは、ダイソーとキャンドゥです。
どの店舗でどの商品を購入したかを紹介していくので、気になった商品はぜひ店舗で探してみてください。
ポーチ
ポーチはダイソーで「マチが広がるファブリックケース」を購入しました。
このポーチの大きさはA5サイズです。
イメージとしては、手帳くらいのサイズ感ですね。
このポーチに、今回用意した物を詰めていきます。
ホイッスル
ホイッスルはキャンドゥで「ホイッスルキーホルダー」を買いました。
アルミ製なので、軽いです。
ホイッスルは、身動きが取れなくなった時などに鳴らすことで、周囲に助けを求めることができます。
キーホルダーになっているので、ポーチのファスナーの所に付けることで、緊急時でもすぐに使えます。
小型ライト
小形ライトはダイソーで「LED LIGHT-BLT」という商品を購入しました。
この商品は単3電池1本で、7時間使用できます。
災害時には電気が止まることも十分に考えられます。
電気のない、暗闇の中では明かりが重要です。
暗闇の中で移動することになったら、使います。
レインコート
レインコートはダイソーで「コンパクトレインコート(大人用)」を購入しました。
コンパクトの名の通り、広げる前は小さく畳まれてい袋に入っており、手のひらに乗るサイズです。
袋に入っていますが、下にミシン目が入っています。
いざという時もすぐに開けられそうで、安心です。
被災時に雨が降っていたら、使用します。
体が濡れると体力が奪われていくので、雨具は備えておきたいアイテムです。
アルミブランケット
アルミブランケットはダイソーで「緊急簡易ブランケット」購入。
これ1枚で、「保温」「防水」「防風」の効果があり、自分の身を守れるアイテムです。
どこかで一晩明かすことになったら、暖をとるために使いたいと思います。
携帯トイレ
携帯トイレは、ダイソーで「携帯ミニトイレ」を購入しました。
この商品は、ジッパー付きの吸水性ポリマー(尿を固めるためのもの)が入った袋と使用後のジッパー付き袋を入れるポリ袋がセットになっています。
袋がジッパー付きで、さらにはポリ袋と2重に入れられるので、使用後に中身が漏れる心配がないと思いました。
絆創膏・傷パッド
絆創膏は「緊急!!傷テープ防水Mサイズ」、傷パッドは「ワンタッチパッドL」をそれぞれダイソーで買いました。
絆創膏は普通のサイズで、傷パッドは大きいサイズを用意しました。
2種類用意したので、小さい傷から大きな傷にも対応できます。
傷だけでなく、絆創膏は靴ずれ対策にも使えます。
被災時は交通機関が停止し、帰宅のために長時間歩くことも考えられます。
長時間歩くと靴ずれをするかもしれないので、普通サイズの絆創膏が活躍しそうです。
汗拭きシート
汗ふきシートはキャンドゥで「超大判ウェットタオル」という商品を購入しました。
ノンアルコール、無香料、無着色で、肌に優しいのが嬉しい商品です。
4つ入っていて、それぞれ個包装になっているので、ポーチにはその中の1つを入れておきます。
汗をかいて、サッパリしたいと思った時に使用します。
大判ハンカチ
大判ハンカチは、ダイソーで「バンダナ」を購入しました。
濡れたときはタオルとして使ったり、口元に巻いてマスクの代わりにしたり、様々な使い方ができる万能アイテムです。
メモ帳・筆記用具
メモ帳は「耐水メモ帳」、筆記用具は「3色ボールペン」をそれぞれダイソーで購入しました。
雨などの水も大丈夫なように、メモ帳は防水性で、筆記用具は油性の物を選びました。
メモ帳と筆記用具があれば、家族など誰かに伝言を残すことができます。
もちろん普通にメモとしても使えるので、必要な情報を書き留めておくことも可能です。
100均以外でそろえた物
私が100均以外で用意したのは、以下のアイテムです。
モバイルバッテリー以外は、家にあった物をポーチに入れました。
もちろんこれらのアイテムが家になければ、100均で購入することは可能です。(お金・家族の連絡先は除く)
ただモバイルバッテリーはダイソーに売っていますが、100円ではないので注意してください。
マスク
マスクは家にある物を1枚入れました。
災害時には建物の崩壊で、ほこりなどが舞うこともあります。
マスクはほこりで呼吸が辛くなる、そんな時に活用します。
ウェットティッシュ・ポケットティッシュ
ウェットティッシュとポケットティッシュも家にあったので、あった物を入れました。
手が汚れて拭きたい時や鼻をかみたい時に使います。
レジ袋
レジ袋は家にあった物を1枚入れておきました。
汚れた物を入れたり、物を運んだりと様々な使い方ができます。
お金・家族の連絡先
お金と家族の連絡先は、被災時に家族と連絡が取れるようにするために入れておきます。
お金は公衆電話を利用できるように、小銭を忘れずに入れます。
どのくらいのお金を用意するか迷いましたが、100円玉5枚、500円玉2枚、1,000円札1枚の合計2,500円を入れることにしました。
100円玉があれば、公衆電話は使えます。
残りの2,000円もあれば、被災時にコンビニや自動販売機でちょっと飲み物を買うこともできると思います。
家に辿り着くまでの備えなら、このくらいの金額で凌げそうだと考えました。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、Ankerの「621 Power Bank」を購入しました。
被災時にはスマホが情報源や連絡手段になるので、スマホの充電は必須です。
しかし普段私はモバイルバッテリーを持ち歩かないので、モバイルバッテリー自体を持っていません。
災害時のもしもを想定すると必要だと思い、この機会にモバイルバッテリーを購入しました。
持ち歩くならできるだけコンパクトにしたいと思い、このモバイルバッテリーを選びました。
このモバイルバッテリーはケーブルが無くても、スマホに挿すだけで充電できます。
さらに手のひらに乗るサイズなので、とてもコンパクトです。
コンパクトなモバイルバッテリーを探している人にはオススメです。
食べ物
食べ物は普段食べている、のど飴とカロリーメイトを入れました。
緊急時こそ動くためにエネルギーが必要です。
空腹をしのげる、腹持ちの良い食べ物を用意しましょう。
100均でも食品を扱う店舗はあるので、もし100均で買うなら、羊かんなどお腹に溜まる物がオススメです。
ほぼ100均で作った防災ポーチの大きさ
ほぼ100均で作った防災ポーチの大きさは、ほぼA5サイズでした。
縦が18㎝、横が23㎝、厚みが3.5㎝くらいです。
重さは約600gなので、500mlのペットボトルより重いです。
率直な感想としては、鞄には入るけど少し大きいかなと思っています。
しばらく持ってみて、重く感じるようだったら中身を見直します。
防災ポーチの作成と使用の注意点
防災ポーチはできるだけコンパクトにする
防災ポーチを作る際は、できるだけ軽くてコンパクトにしましょう。
防災ポーチは毎日持ち歩く物です。
重くてかさばる物だと、邪魔になって持ち歩かなくなってしまいます。
そうなったら、せっかくの備えも無駄になってしまいます。
負担にならずに毎日持ち歩けるように、防災ポーチは軽くてコンパクトな物を作りましょう。
定期的に確認し、いつでも使えるようにする
防災ポーチは、定期的に中身を確認することが大切です。
いざ使おうと思ったら、使えなかったら意味がありません。
例えば小形ライトの電池が切れていたら、いざという時に使えませんよね?
もしもの時に備えて、1年毎など定期的に中身が問題なく使用できるかを確認するようにしましょう。
まとめ
ほぼ100均で作った防災ポーチについては以上になります。
私がほぼ100均で作った防災ポーチの中身は以下の通りです。
100均は各地にあるので、誰でも安価で防災ポーチを作れます。
防災ポーチを作って持ち歩けば、外出中に被災をした時でも対応ができます。
もしもに備えて、まずは100均で防災ポーチを作ることから始めてみませんか?
防災ポーチがあれば、もしもの時の不安が減りますよ。