高配当株が欲しいけど、どの株が良いんだろう?
そんな疑問はありませんか?
かくいう私も、配当金目当てで高配当株を探し続けています。
この記事では私が気になった株について、備忘録をかねて記録します。
今回は、ソフトマックス(3671)の私なりの分析をお伝えします。
ソフトマックスについて気になる人は、参考にしてみてください。
なおこの記事は、特定の企業の株の購入を勧めるものではありません。
投資の際は、自身の判断と責任で行ってください。
ソフトマックス(3671)はどんな会社?
ソフトマックスはグロース市場に上場しています。
主力製品はWeb型電子カルテで、総合医療情報システムを開発している会社です。
主力の電子カルテの他には、医療会計システムや看護師の勤務管理システムなど医療に関わるシステムの開発に携わっています。
開発だけでなく、販売、導入、保守までを一貫して行っています。
医療システム全般を取り扱っている会社という感じですね。
ソフトマックスでも扱っている電子カルテは、2022年10月に政府が「医療DX推進本部」を設置し、医療現場での標準化を目指しています。
国が進める政策の1つになっているので、電子カルテのニーズはこれから高まるのではないかと思います。
それに伴い、電子カルテを扱っているソフトマックスも伸びが期待できるのではないかと考えます。
ソフトマックスは本店が鹿児島県にあり、拠点は札幌から東京、沖縄など全国に15カ所の事業所があります。
拠点が全国的に散らばっているので、一カ所に留まらず、幅広い場所に事業を展開できそうだと感じました。
拠点が多ければ、事業のチャンスも多そうです。
ソフトマックスについてもっと詳しく知りたい人は、ソフトマックスのホームページをチェックしてみてください。
ソフトマックス(3671)の株価
ソフトマックスの株価は759円(2023年12月15日の終値)です。
1単元で75,900円になります。
ソフトマックス(3671)の配当金、配当利回りについて
2023年12月のソフトマックスの配当金は30円です。
配当は12月の期末配当のみで、中間配当はありません。
12月末日にソフトマックスの株を保有していれば、配当金がもらえます。
配当利回りは3.95%(2023年12月15日の終値を元に計算)です。
配当利回りが3 %を超えているので、高配当株と呼べるでしょう。
ただ注意したいのが、今回の配当金30円は記念配当を含みます。
そのため、来年以降に同じ水準の配当が維持されるかは分かりません。
今後の配当金の変化には気をつけたいところです。
ソフトマックス(3671)の業績
売上高
ソフトマックスの売上高は、右肩上がりと言えるでしょう。
ちょっとずつ売上が伸びています。
主力の電子カルテはこれからもニーズがありそうだし、今後も売り上げの伸びが期待できるのではないでしょうか。
営業利益率
営業利益率は2016年にマイナスになっていますが、それ以降は上がっています。
直近では営業利益率が10%を超えています。
売上高と同様に、営業利益率も伸びが期待できます。
ソフトマックス(3671)をどう判断するか?
ソフトマックスは高配当株として買いでしょうか?
個人的には「買い」です。
私が「買い」と思う理由と不安なポイントを説明します。
私なりの考えをお伝えしていきます。
買って良いと思う理由
私がソフトマックスを「買い」だと思う理由は、次の3つです。
まず、配当利回りが3.95%と高いです。
配当利回りが3.95%なら十分高配当と言えるので、高配当株として見るなら文句なしです。
次に業績が良いです。
売上高と営業利益率が伸びています。
業績が良いなら、倒産の心配も少ないです。
最後に、成長に期待ができます。
ソフトマックスでも扱っている電子カルテは、政府が標準化を進めています。
政府が後押しをしているので、電子カルテの需要は高まってくると思います。
需要が高まると、ソフトマックスの製品も売れて、成長につながるはずです。
会社が成長することで、株価の上昇も期待できるでしょう。
気になるポイント
ソフトマックスを買うとして、私が気になるポイントは次の2つです。
まず、流動性が低いです。
グロース市場の株だから仕方がないのですが、2023年12月15日の出来高は5,300です。
売却をする場合に希望の値で売れなかったり、なかなか取引が成立しない可能性があります。
ですが、配当目当てで長期で保有し続けるつもりなら、流動性は気にしなくてもいいかもしれません。
あとは今後の配当金が心配です。
今回の配当金は30円ですが、記念配当がついての金額です。
内訳は、普通配当が20円と創立50周年の記念配当が10円となっています。
記念配当はいわゆるボーナスのようなもので、来年以降も同じ水準を維持してくれるかは分かりません。
来年以降の配当金を仮に普通配当の20円として、現在の株価で配当利回りを計算すると2.63%です。
そうなると、高配当株とは言えなくなります。
今後の配当金によっては高配当株でなくなる可能性もあるので、配当金の変化には注意しておきたいです。
まとめ
ソフトマックス(3671)の銘柄分析は以上になります。
ソフトマックスは配当利回りが3.95%と高く、業績も悪くありません。
個人的には「買い」だと思います。
ただ、流動性が低いことや今後の配当金に不安がある点は注意していきたいです。
なおこの記事は、特定の企業の株の購入を勧めるものではありません。
投資の際は、自身の判断と責任で行ってください。